第２４回おきたま畜産共進会

掲載日：2023.11.10

第１３回全国和牛能力共進会に向けて

ＪＡは１１月１０日、山形おきたま和牛改良組合と共催し、川西町の置賜家畜市場で「第２４回おきたま畜産共進会」を開きました。おきたま畜産共進会は肉用牛の改良方針に沿って改良を進める組合員の代表牛を集め、改良増殖の推進と畜産経営の安定に寄与するとともに、第１３回全国和牛能力共進会に向けて、優良繁殖雌牛の作出と選抜を目的として行っています。第１区から第３区合わせて３８頭が出品され、公益社団法人全国和牛登録協会工藤太介事務局長を特別審査委員に招き審査を行いました。

審査の結果、第１区（若雌の部）竹田一弘さん「みさき号」、第２区（経産牛の部）玉田義信さん「かみひらみつ号」、第３区（高等登録の部）㈱島貫ファームさん「ひろこ号」がそれぞれ最優秀賞を受賞し、玉田義信さん「かみひらみつ号」は山形県知事賞、㈱島貫ファームさん「ひろこ号」は置賜総合支庁賞を受賞しました。

審査後には県立置賜農業高校へ全共に向けた牛の寄贈の他、工藤事務局長を講師に迎えて「子牛保留選定の基準と育成方法について」をテーマに研修会を行いました。

若林英毅組合長は「子牛相場については近年厳しい状況にあるが、昨年の鹿児島全共では全ての出品牛が優等賞を収める素晴らしい結果となった。４年後の北海道全共を見据えて優秀な繁殖母体の改良を推進し、おきたまの和牛をアピールできるよう頑張っていこう」と挨拶しました。

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